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小児用の衣類全般 家庭用品規制法
繊維製品の遊離ホルムアルデヒド試験
「遊離ホルムアルデヒド試験」とは、「液相抽出により抽出されるホルムアルデヒドの量」つまり「ホルムアルデヒドが遊離する度合い」を評価する試験です。ホルムアルデヒドには、防腐作用・殺菌作用などがあり、衣料品関連でも樹脂加工などの際に使用される便利な物質です。しかし、人体への影響があるため日本では「法規制」によりその使用を制限しています。使用の制限については、下記の2区分に分けられています。
・繊維製品のうち、おしめ、おしめカバーなどで出生後24月以内の乳幼児用のもの
・繊維製品のうち、下着、寝衣、手袋及び靴下(出生後24月以内の乳幼児用のものを除く)など
過度のホルムアルデヒドが使用された衣料品を着用した場合、粘膜刺激や皮膚アレルギーを生じる危険があります。そんな危険を事前に察知できるのが「遊離ホルムアルデヒド試験」です。
輸入は問題なく可能ですが、家庭用品規制法により、販売時には上記の検査を実施する必要があります。